エコキュートの代替えでご縁を頂いたお客様からのご依頼です。
雨漏り修理と屋根塗装と腐食した雨樋の交換です。
仮設足場工事後、ソーラーパネルを取り外します。
次に高圧洗浄にて屋根を綺麗に洗浄します。
撤去したパネルも1枚1枚手洗いで丁寧に洗浄します。
今回の雨漏れの原因はソーラーを設置した業者が屋根にビス穴をあけた時に
通常はコーキング処理を行ってからビスを取り付けるのですが、なんとコーキング処理が
なされていない箇所があったり、間違った場所に穴を開けたまま放置されている箇所が
何箇所も見受けられました。
弊社でもソーラー工事をやっているので同業者としてもこの事実には憤りを感じます。
ひとまずは雨漏れの原因箇所や経年劣化で傷んでいる箇所を細かくチェックしていき、
コーキング処理やMT・シーエフにて補修を行います。
タスペーサーを挿入していきます。
板金部分は2液のエポキシ樹脂系錆止めを塗装していきます。
ソーラーの架台の錆びたり傷んだ箇所もMT・シーエフ塗装後に亜鉛メッキ塗料で塗装。
下塗りのシーラー塗装
中塗り(油性フッソ)
上塗り(油性フッソ)
ソーラー撤去前に発見していたのですが、PV押え金具がボルトもろとも欠落している箇所が
何箇所も見受けられました。
純正の金具は形式が古いため入手か難しいので
ステンレス板にて板金制作し、ボルトも同じサイズの
ステンレス製ボルトを欠落箇所に取り付けました。
雨樋も腐食していたので新品に交換
雨樋交換後
ソーラーパネル復旧後、パネル表面にガラス用光触媒を施工。
施工前は長年の汚れもひどかったので発電数値にも期待できそうです。